CRETE GREECE・ビザンチンの歴史が眠るクレタ島
この旅はお仕事ということもあって毎日が移動の連続。
アテネで打合せを終えクレタ島へ到着したのは、もうすぐミッドナイトという時間でした。
映画の風景にありそうな、なんともノスタルジックな空港のタクシー乗り場に出迎えられ、
止まってるタクシーが高級車メルセデスと、なんだか妖しい気配もしたけれど、とても良いおじさんだったのでホッとしながらホテルへ到着です。
イラクリオンの街はビザンチン時代の城壁の残る美しい街なのですが、さすがの真夜中の街を歩く事はできなくて残念…

早朝フェリーでやった来たクライアントさんにピックアップされて、車で島の東へ移動途中にちょこっと観光です。
クレタ島に存在する青銅器時代の世界最大の遺跡といわれ、数々の神話の舞台でもあるクノッソス宮殿の遺跡。
紀元前2000年という太古から、王の権威とミノア文明の偉大なる象徴にただただ感嘆!の連続と人間の知恵深さを感じる場所。
女王のお部屋に描かれたドルフィンのフレスコ画は、海に囲まれたこの島らしい美しさと優しさが伝わってきます。



オリーブオイルの壷も各所に佇み、古代ミノアの人々に始まり、何前年の時と共に、オリーブが大切な存在だったことを改めて実感するシーンです。
この格子越しに見る景色は迷宮の神話を思い起こすような構図になってしまったのですけど….(W)
歴史の教科書で学んだ世界を前に、旅の中で目にする本物のひとつひとつは、感動と貴重な経験だわ。なんて、月並みのことを思います。
ギリシャリーポート第3弾へつづく…
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