2017年1月26日
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JOURNAL
JAPAN 北九州・九州と本州の境目の街「門司港」
朝、門司港ホテルから窓の外を眺めてその清々とする世界に驚いた。
サンフランシスコに来ているのかと錯覚してしまったその景色。
橋の向こうはサウサリート?なんて妄想が膨らんできて外へ飛び出してみる。
そんなわけで、30分の朝散歩。
北九州の門司港から伸びる関門橋の向こうは本州。
はじめて体感する九州と本州の境目は、想像していたよりも近かった。



ホテル前に目を惹く、アールヌーボーな建物は外資系保険会社。


人気のないお庭をぐるりと歩くと、手入れの行き届いたバラの木がいっぱい。
きっと初夏の頃には華麗なお花が満開になるのでしょうね。
アインシュタインが訪れたこともあるそうで、
往年の歴史を感じる社交場は、今も威厳とエレガントな佇まいを保っていました。

かつての栄華を想像させるレトロな街並みは、
貿易港らしく異国情緒漂う近代建築があちこちに点在していて、
建物探訪倶楽部としては、こころも、足取りも弾んだ九州と本州の境目の街、門司。
お散歩に満足して、お仕事の現場へ移動しようと駅へ向ってこれまた感激!
まるでヨーロッパのプラットホームへ迷い込んだ錯覚になったのでした。
ホームの琺瑯のペンダント照明が美しい。
出張という旅のディスティネーションの中では、時間がないのは常だけれど、
その土地と空気感を少しでも味合いたくて、ちょっぴりでも街を歩いてことにしている。
次回はもっとゆっくりと散策をしてみたいそんな街。
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