Cozy Plus Incorporate | MANTECAS・マンテカス ブランケットのふるさと
22643
post-template-default,single,single-post,postid-22643,single-format-standard,ajax_fade,page_not_loaded,,select-child-theme-ver-1.0.0,select-theme-ver-3.6,wpb-js-composer js-comp-ver-5.0.1,vc_responsive

MANTECAS・マンテカス ブランケットのふるさと

ポルトガルの首都リスボンから4時間のドライブをして、マンティガス村を訪ねたのは、3年前の1月でした。

真冬の国定公園に属するエストレーラ山脈は、一面の木々が凍りつく空気とダイヤモンドダストに包まれていて、私たちが雪を踏みしめる足音だけの大自然に身を委ねた早朝の散歩は、寒さを忘れて身体が大きく深呼吸をしていました。

 

そこにひっそりと佇むホテルは、鮮やかなウール生地でコーディネイトされ、温もりに溢れていて、柔らかく素材感をしっかりと感じるウールに包まれて暖をとる、何とも心地の良い空間でした。

村へ降りてみれば、すれ違う人々は赤ずきんちゃんのようなマントを身に包んで歩いてゆきました。遠い昔から変わることのない、人々の暮らしに寄り添って生き続けてきた、極寒から身を守るマントというスタイルと、マンティガス村の光景はとても素敵な旅の記憶として今も残っています。マンティガス村の名前は、ポルトガル語で「小さなブランケット」という意味のマンティカスに由来しているそうです。そう、ずっと村の伝統毛織物として、この地で織り続けられてきたのですね。

遥か昔から村の歴史を眺めてきたであろうその工場は、ちょうど改修工事を始めたばかりで、1600年代から使われてきた織り機は、きっとその性格を熟知した職人の手によってリファインされている真最中。その傍らでは改装工事が進められていました。すべてはこれから生まれてくるウール生地のために。

そして改修を終え生まれ変わったファクトリーでは、あの時は想像も出来ない程に温かい空間となって、日々、その年に刈りとられた新しいウールでカラフルな伝統のブレル織りのウール生地を織り続けています。

 

あれから4度目の冬を迎える前に、ようやくその伝統のウールを日本へご紹介することができました。めっきり朝晩の冷え込みを感じる様になったこの数週間、マンティカスのストールが大活躍。家の中でも街へもどこにでも連れて歩いています。この冬ヘビーユースの一枚となりそうです。

No Comments

Post a Comment